ウエストワールド(原題:Westworld)のシーズン3は、2018年5月1日に制作されることが米テレビ局HBOより発表された。放映は2020年を予定している。
シーズン3はThe New Worldと題され、2020年3月15日にアメリカで放送開始された。日本でも2020年3月16日から、最終回を除き同時放送された。
ストーリー[]
前シーズンの島でのホストの反乱、ホストと人間の大虐殺事件から3カ月後(92日後)の彼らの世界が描かれる。舞台となる街はロサンゼルスである。
ストーリー冒頭の総括[]
ドロレスはリアム・デンプシー・Jrという人物に接触し、INCITE社のレハブアムという超高性能な予測アルゴリズムを搭載するAIへのアクセスを試みるべく活動していた。ホストのように管理され自由でない(自らの意思で選択する術を失っている)人間を解放する為、彼らに人生の選択肢を与えるべく動く。ドロレスの制御装置で動くホストのシャーロットはデロス社の非公開化とホストの再生産を試みる。
また同じ頃、メイヴは第二次世界大戦中のイタリアを模したパークで目覚め、ヘクターと共にナチスドイツの追っ手から逃亡する。だが、それはアンゲロン・セラックという人物が作成したシミュレーションの中での出来事であり、現実世界ではない事をホスト化されたリー・サイズモアと共に突き止める。セラックはレハブアムの作成者の一人で、デロス社の株を回収し事実上の支配権を得ようとしていた。また、それと同時にドロレスやシャーロットの活動を阻害するべく、メイヴに娘と引き換えに彼女らの排除を依頼する。
一方バーナードはパークでの事件を画策した犯人(テロリスト?)として国際指名手配犯となっていた。バーナードは風貌を変え、精肉工場で働きながら身を隠す。その後、ドロレスの暴走を止めるためにパークに戻り瀕死状態のアシュレーと再会する。
ウィリアム(黒服)は自宅で娘・エミリーの幻覚に苦しみ自暴自棄な生活を送る。セラックが敵対的回収を企てておりそれ阻止するために株主総会に出席してほしいとシャーロットに言われ外に出る事を決めるが、それは嘘で彼を迎えに来たのは精神病棟のスタッフでありウィリアムは強制的に精神科に入院させられる事となる。
新キャラクターとなるケイレブ・ニコルズはPTSDに苦しむ退役軍人で建設現場作業員である。認知症の母の治療費のために高収入の仕事を探しており転職活動をするが結果はいつも振るわない。その為、友達?のアッシュとギグルと共にRICOという違法アプリでフィクサーとして収入を得る。リアムの護衛であるマーティン・コネルズらに襲われたドロレスを助けた事で騒動に巻き込まれていく。
ストーリー一覧 | |
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話数 | タイトル |
1 | "怒れる神々"
"Parce Domine" |
2 | "ウィンターライン"
"The Winter Line" |
3 | "レハブアム"
"The Absence of Field" |
4 | "亡命者たちの母"
"The Mother of Exiles" |
5 | ""ジャンル""
"Genre" |
6 | "デコヒーレンス"
"Decoherence" |
7 | "パスポーン"
"Passed Pawn" |
8 | "託される選択"
"Crisis Theory" |
製作[]
キャスト[]
トリビア[]
・エピソード1でバーナードが島に戻る時に見せた地図とシーズン2エピソード1での中国語を話す軍人から、南シナ海の何処かにパークがあると推測される。
・シーズン3の撮影地は大半の部分がシンガポールである。Atlasバーやヘリックスブリッジなどシーンの撮影地には実際に行くことが可能である。
・バーナードの逃亡中の偽名はアルマンド・デルガドである。またアシュレーと出会うまではシンガポールで身を隠していたと考えられる描写がある。